昨年11月、古紙の輸出市況が異常な急上昇をみせた。中国発の狂乱相場で、日本から段ボール古紙(OCC)の輸出価格は、1カ月で25ドル/トン超も上昇し、米国品を上回った。中国国内の段ボール古紙価格も2,000元/トン(=約33円/キロ)を付ける。原燃料の上昇で、段原紙や段ボール製品への価格転嫁が進み、製品価格は前年比3~4割上昇している。売り渋りやパニック買いが拍車をかけた側面もあり、複合的な要因が...
この記事は有料サービスをご契約の方がご覧になれます。
契約されている方は、下記からログインを、
契約されていない方は無料トライアルをご利用ください。
2024年12月23日
コラム「虎視」
2024年は古紙業界のM&Aが大幅に加速した1年だった。現在の輸出価格は中位安定で推移しているが、今後古紙回収[...]
2024年12月23日
ちょっとブレイク
忙しい師走の折り、不覚にもスマホを新幹線に置き忘れた。京都駅で下車してすぐ気付いたので、乗務員に探索してもらい[...]
2024年12月16日
コラム「虎視」
2000年代の中国の製紙業の発展は驚異的な増設スピードで、瞬く間に世界一の製紙大国となった。
[...]
2024年12月09日
コラム「虎視」
マレーシアの経済発展は目覚ましいが、製紙業の発展も目覚ましいものがある。11年前に訪問した時は、王子グループの[...]