
▼古紙問屋と回収業者の垣根が低くなり、両者の融合が進んだ。問屋が自ら車両とドライバーを抱え、事業拡大を牽引したが、最近の人手不足は足かせとなっている。複数の問屋に自社回収に対する考えを聞いてみた。
▼A社 「時間内でいかに走れるか。走行距離や重量的なノルマはない。人が増えるほど、事故の確率も上がる。それよりもいかにリスクを減らして利益を出せるかのほうが大事。何よりも安全を最優先にしている。万が一、事故を起こせば顧客にも迷惑がかかる。結局、保険料が上がるなど、コストの増加要因にもなる」
▼B社 「人手不足が深刻。数量維持のため、車両の導入が必要だが、肝心のドライバーが集まらない状態。パッカー車は一台あたり月間5,000キロの走行距離を目安にしている。24
~25日の営業日で計200キロ走る。ひと月あたりの回収目標は120トン。ルートなど回収効率を常に見直しているので、稼働率はほぼ100%だ」
▼C社 「車両を増やせば、新規の仕事は取りやすい。他社が機動力を欠いたり、回収業者の高齢化が進むからだ。また管理会社が入るので面で回収できる体制が強みになる。ドライバーの定着率を上げるため、福利厚生の拡充も不可欠で、人件費は膨らむ傾向にある」
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