電撃発表だった国際紙パルプ商事(以下、KPP)による住商紙パルプの吸収合併。その合併から、早や三年六カ月が経過した。もともと紙卸の商社として紙販売比率の高かったKPPは、この合併により古紙部門を大きく伸ばした。二〇一六年三月期の古紙扱い量は日本の商社の中では最多の百四十七万トンに達した。古紙事業は、二〇二四年の百周年に向けた中長期経営計画「GIFT+1 2024」の中でも重点項目に位置づけられて...
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