先日、兵庫県丹波市にある神崎紙器工業の工場を見学して、池田社長にお話を伺った。段ボールシートとボックスを製造する会社で、様々な革新的チャレンジを行っており、近々紙面で紹介したい。
▼池田氏が本紙を知ったきっかけが興味深かった。氏は以前、段原紙の生産工程を学ぶため、同じ兵庫県内のレンゴー・尼崎工場で修行していた。段原紙生産における原料工程や知識、様々な機械の使い方や仕組み、そして古紙リサイクルについても学んだ。その時に、レンゴーの担当者からDVDを渡されたという。それは16年に古紙ジャーナル社とKCN(近鉄ケーブルネットワーク)が共同制作を行った、古紙リサイクルを紹介する番組だった。
▼番組の制作時に、奈良県の古紙問屋・吉田稔商店とレンゴー・尼崎工場に取材協力をお願いして、快諾してもらった。インタビューと撮影は2日間に渡って行われた。普段は取材する立場なので、取材を受ける側というのは貴重な体験だった。この番組はKCNで繰り返し放送されただけでなく、奈良テレビや地方局でも放送された。一般視聴者の目にも留まり、近所で声を掛けられたこともある。様々な縁が、読者の拡大や紙面の作成に繋がっていることを実感した。
2024年11月18日
コラム「虎視」
日資連は日本再生資源事業協同組合連合会の略称で、1973年のオイルショックの真っ只中に、主に専ら物の回収業者が[...]
2024年11月18日
ちょっとブレイク
サッカー日本代表の森保ジャパンが好調である。過去3年の日本代表の成績は29勝8敗5分(24年10月末時点)だが[...]
2024年11月11日
コラム「虎視」
小六会長とは全原連の新年会と総会で毎年顔を合わせていた。その会合が終わった後、いつも嘆いていた。「紙はゴミじゃ[...]
2024年11月04日
コラム「虎視」
生成AIの汎用ソフトが世に出て2年。ChatGPTはネット上の膨大なデータを解析して学習し、問題の解決策を示し[...]