
先日、兵庫県丹波市にある神崎紙器工業の工場を見学して、池田社長にお話を伺った。段ボールシートとボックスを製造する会社で、様々な革新的チャレンジを行っており、近々紙面で紹介したい。
▼池田氏が本紙を知ったきっかけが興味深かった。氏は以前、段原紙の生産工程を学ぶため、同じ兵庫県内のレンゴー・尼崎工場で修行していた。段原紙生産における原料工程や知識、様々な機械の使い方や仕組み、そして古紙リサイクルについても学んだ。その時に、レンゴーの担当者からDVDを渡されたという。それは16年に古紙ジャーナル社とKCN(近鉄ケーブルネットワーク)が共同制作を行った、古紙リサイクルを紹介する番組だった。
▼番組の制作時に、奈良県の古紙問屋・吉田稔商店とレンゴー・尼崎工場に取材協力をお願いして、快諾してもらった。インタビューと撮影は2日間に渡って行われた。普段は取材する立場なので、取材を受ける側というのは貴重な体験だった。この番組はKCNで繰り返し放送されただけでなく、奈良テレビや地方局でも放送された。一般視聴者の目にも留まり、近所で声を掛けられたこともある。様々な縁が、読者の拡大や紙面の作成に繋がっていることを実感した。
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