
▼ボトル用PET樹脂の国内需要は年間60万トン。このうち自治体が家庭から分別収集している数量が年間30万トン。回収率は50%だが、これだと数字の辻褄が合わないので、家庭以外の事業所などから20万トン前後、回収されているもよう。従ってPETボトルのネットの回収率は80%に近い。自治体が回収した30万トンのうち、3分の2が容リ協会ルートに引き渡され、残り3分の1の10万トンを自治体が独自に事業者に売却している。
▼協会ルートで引き渡されたものは輸出ができないので、自治体が独自に売却した数量の大半が輸出に回っているとみられる。もっとも輸出に回るPETボトルが10万トンしかないのに、フレークを含めたPETくずとして日本が中国を含めた海外に輸出している数量は3面のように10万トンどころか、年間で30万トンにも達する。20万トンものギャップがあるのはなぜだろうか。
▼①工場から排出されるPETくず②生協やスーパーなどの店頭回収③ベンダーが自販機などから回収している事業系④産廃業者が回収している産廃系など、自治体の回収ルート以外から20万トンのPETが回収されているとみたい。これが輸出に回り、30万トンに膨らんでいるようだ。
2026年04月20日
コラム「虎視」
2012年に理文造紙・重慶工場を訪問した。重慶は霧の都と呼ばれており、標高が高く湿気があって常に霧が発生してい[...]
2026年04月13日
コラム「虎視」
静脈産業に特化したM&Aやコンサルタントを手掛けるベイニングは、森・濱田松本法律事務所と共著で「循環型社会実現[...]
2026年04月06日
コラム「虎視」
私は1973年(昭和48年)生まれで、いわゆる団塊ジュニア世代。73年と言えば、日本中がオイルショックでパニッ[...]
2026年03月30日
コラム「虎視」
世界広しといえど、古紙の分別回収が浸透している国は、日本と韓国のみである。後進国では、古紙は貴重品なので捨てら[...]