
中国最大の製紙メーカーであるナインドラゴン。昨年の生産量は世界3位の1590万トン。米国のインターナショナルペーパー(2095万トン)、APP(推定1600万トン)に次ぐ生産量を誇る。98年頃から本紙はナインドラゴンについての報道を始めたが、当初は読者からこんな声がよく聞かれた。「本当に実在する会社なの?」「倍々ゲームのような投資をして資金がショートしないの?」といったものだ。本紙の創業者が02年に現地を訪問するまでは、そんな声が特に多かった。
▼07年にナインドラゴンの古紙調達商社であるチュンナムジャパンが設立。会社説明会には全国から主要な古紙問屋が招待された。そこで問屋の多くが古紙ジャーナルを持参していたことから、日本のプロモーションは古紙ジャーナル主体で行うことを決めたという。その後、マスコミ嫌いとして有名な張茵董事長から、独占取材に応じるという連絡があり、ナインドラゴン・太倉工場でインタビューを実施。工場設備や古紙原料置場を自ら案内してもらい、自身の話や今後の目標などを聞いた。「私は元々古紙回収で身を興した。古紙は人生の原点。古紙に囲まれているとハッピーな気持ちになる」と話していたことが印象的だった。
2025年12月15日
コラム「虎視」
高3の息子は奈良高専の情報工学科に通っているが、今週、社会見学活動で大阪府警を訪問する。「サイバー攻撃やサイバ[...]
2025年12月08日
コラム「虎視」
03年に高良・高橋常務、古紙ジャーナル創業者の父、私の3人で、愛媛県の常裕パルプ工業を訪問した。そこで古紙パル[...]
2025年12月01日
コラム「虎視」
日本国内の古紙利用工場は中小を含めて約140カ所。そのうち家庭紙(ティッシュ・トイレット等)を生産するのは52[...]
2025年12月01日
ちょっとブレイク
凄い時代が来たものである。大谷選手は、投手で10奪三振の好投を見せながら同じ試合で3本塁打を放ち、全てのメジャ[...]