コラム「虎視」の記事一覧

2023年3月6日 オピニオン » 1515号

コラム「虎視」

コラム「虎視」

　2018年に放映されたNHK大河ドラマの「西郷どん」は、初回視聴率で西高東低の格差が生じたという。これは薩長史観の違いによるものではないかと歴史家の磯田道史氏は指摘している。いわゆる「勝者が歴史をつくる」との史観は、東 […]

2023年2月27日 オピニオン » 1514号

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　2月中旬に熊本・鹿児島を回った。2月15日には、永野商店の60周年記念祝賀会がホテル日航熊本で盛大に開催され、300名以上が全国から駆け付けた。永野社長の「先代から永野スピリットを受け継ぎ、更なる発展を目指す」という言 […]

2023年2月20日 オピニオン » 1513号

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コラム「虎視」

　公正取引委員会が廃PETボトル市場の調査に乗り出すという。飲料メーカー主導でボトルtoボトルのリサイクルを進めてきたが、その原料調達が適正に行われてきたのか、独占禁止法の観点から検証するようだ。飲料メーカーは目標達成に […]

2023年2月13日 オピニオン » 1512号

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コラム「虎視」

　新聞の凋落が止まらない。紙版の新聞発行に拘るのは、製紙・古紙業界にとって歓迎なのだが、採算度外視の協力を強いられることとは話が別だ。クローズドの販売店回収を手掛ける業者からは燃料費や人件費、車両費のコスト増に耐えきれな […]

2023年2月6日 オピニオン » 1511号

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　いつ頃からか、トラックやパッカー車の納車が早くて1年、時期が未定という声を聞くようになった。静脈産業のインフラを支える車両の納車遅れ。背景をひも解くと行き当たるのが半導体の不足である。「産業のコメ」とも呼ばれる半導体チ […]

2023年1月30日 オピニオン » 1510号

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　中国は今年から、段原紙、白板紙、印刷・情報用紙等に課していた5～6％の関税を撤廃して0％とした。この報道を受けて、日本から段原紙の中国向け輸出量が一段と増えるのではないかと考えていたが、日本の大手メーカーは中国向けの段 […]

2023年1月23日 オピニオン » 1509号

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　半年頃前からナコジ元会長の名古路氏から、必ず週末に「来週号はどういう内容？」とLINEが入るようになった。よほど弊紙に愛着があると思っていたら、そうではなかった。先週号で特集した通り、身売り話をすっぱ抜かれることを恐れ […]

2022年12月19日 オピニオン » 1505号

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　企業の平均寿命は一説に24年ほどと言われるが、今年本紙は創刊から30年を経ることができた。これも一重に読者の皆様のおかげである。著者が入社したのが創業から10年目。最初に託された仕事は、PCでの編集作業とWEBサイトの […]

2022年12月12日 オピニオン » 1504号

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コラム「虎視」

　インターネットの普及によってペーパーレス化が加速し、新聞の発行部数は世界的に激減。そこに輪を掛けたのがコロナである。インターネットとコロナによって、伝達媒体の紙は減少の一途を辿り、代わりにネット通販の普及でパッケージと […]

2022年12月5日 オピニオン » 1503号

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　今後、原料不足が一層切実になりそうなのが、白板紙向けの古紙である。生産量が年間10万トン以上ある工場が王子マテリアの江戸川・祖父江・富士、日本製紙の富士、レンゴーの利根川、北越コーポの市川だ。この6工場で①雑誌、②模造 […]

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