
▼今年の古紙ジャーナルセミナーに異業種から一名招聘した。飲食業界の経営コンサルタントを長年務め、数年前に独立した㈱トライアングルの高橋社長である。彼は大学時代から苦楽を共にした親友でもある。
▼今回は飲食業界の人材育成・人材確保をテーマに話してもらったが、受講者は私を含めて「心を揺さぶられる」内容だった。どこの業界の経営者も同じような悩みを持っている。いくら機械化を進めても、いくらシステマチックに体系を整えても、結局会社が伸びるか伸び悩むかは、人間次第である。
▼飲食業界では近年の閉店理由が、以前とは異なってきているという。以前までは集客の減少、経営が厳しいという理由による閉店が多かった。ところが現在は、従業員がいないという理由で閉店する飲食店が、かなり増えているという。
▼また古紙業界でも、人材確保にかなり苦労している企業が多いが、飲食業界も同じ。しかし「うちは人が来ない」と嘆いている企業の経営者には、こう話すという。「採用の方ばかりを見ていませんか?離職者は多くないですか?」と。誰しも採用ばかりに注目するが、伸びている会社は離職者が少ないという共通項がある。また改めて高橋社長の話を紹介したい。
2025年12月15日
コラム「虎視」
高3の息子は奈良高専の情報工学科に通っているが、今週、社会見学活動で大阪府警を訪問する。「サイバー攻撃やサイバ[...]
2025年12月08日
コラム「虎視」
03年に高良・高橋常務、古紙ジャーナル創業者の父、私の3人で、愛媛県の常裕パルプ工業を訪問した。そこで古紙パル[...]
2025年12月01日
コラム「虎視」
日本国内の古紙利用工場は中小を含めて約140カ所。そのうち家庭紙(ティッシュ・トイレット等)を生産するのは52[...]
2025年12月01日
ちょっとブレイク
凄い時代が来たものである。大谷選手は、投手で10奪三振の好投を見せながら同じ試合で3本塁打を放ち、全てのメジャ[...]