
▼近年、スーパーで古紙のポイント回収や無人回収が増えた。またスーパーに限らず、様々な小売店でも古紙が回収されるようになった。ホームセンター、ドラッグストア、道の駅、書店などでも、その地域の古紙問屋とタイアップする形で、回収ボックスを置いているケースが増えてきた。
▼ではコンビニはどうか。北海道内に千ヵ所以上の店舗を展開するセイコーマートは、二〇〇六年から各店舗で古紙回収を開始し、画期的な取り組みとして注目された。また同社は物流センター内に大型ベーラーを設置し、店舗で排出される段ボールと共に、回収した古紙も自前で選別・梱包して売却しようという目論見だった。
▼しかし北海道に行く度にセイコーマートに寄っているが、店舗で率先して古紙回収を行っている感じには見えなかった。結局、置き場の問題や人手の問題があり、そこまで浸透していないのではないか。
▼今号でクラブネッツの取り組みを特集したが、「全ての生活インフラをポイントに取り込む」と語っていたことが印象的だった。これを古紙やリサイクルに置き換えてみると、あらゆるサービスや消費者との接点が古紙回収やリサイクルに関わる可能性を秘めているということではないか。
2025年12月08日
コラム「虎視」
03年に高良・高橋常務、古紙ジャーナル創業者の父、私の3人で、愛媛県の常裕パルプ工業を訪問した。そこで古紙パル[...]
2025年12月01日
コラム「虎視」
日本国内の古紙利用工場は中小を含めて約140カ所。そのうち家庭紙(ティッシュ・トイレット等)を生産するのは52[...]
2025年12月01日
ちょっとブレイク
凄い時代が来たものである。大谷選手は、投手で10奪三振の好投を見せながら同じ試合で3本塁打を放ち、全てのメジャ[...]
2025年11月24日
コラム「虎視」
家庭ごみ有料化の話題を大々的に本紙で取り上げていたのは、08年~09年頃である。この頃は、政令市でも実施する自[...]