
▼日本の古紙問屋で扱い量トップは大本紙料と宮崎。両社とも年間110万トンほどの古紙を扱っている。昨年の日本の古紙回収量は2,158万トンなので、大本紙料と宮崎のシェアはともに5.1%となる。古紙回収業は地域性が強いことから、他の業種に比べてシェアを伸ばしにくく、その分、業者の数も多い。
▼中国の古紙問屋で扱い量トップを誇るのは、中国再生資源開発(以下、中再生)。様々な分野に進出する国営企業で、グループ会社はホテルや農業まで営む。中再生は中国全土を地域割りにして15の子会社に分割。全てのヤード数はおよそ100~150ヵ所ほどで、合計で年間150万トンの古紙を扱っている。鉄スクラップや廃プラ、廃家電の扱い量も多い。中国の昨年の古紙回収量は4,852万トンなので、中再生のシェアは3.1%になる。将来的には1,000万トンの古紙の扱いを目標に掲げており、実現するとシェアは20%になる。
▼過日、中再生の子会社の一つである四川省再生資源の成都ヤードを訪問した。鉄スクラップを月間1万6,000トン、廃プラを月間4,000トン、古紙を月間2,000トン扱っており、鉄スクラップがメインのかなり規模が大きいヤードだった。こちらは新年号でレポートする。
2025年11月24日
コラム「虎視」
家庭ごみ有料化の話題を大々的に本紙で取り上げていたのは、08年~09年頃である。この頃は、政令市でも実施する自[...]
2025年11月17日
コラム「虎視」
25年9月8日、都市対抗野球で王子が三菱自動車岡崎を決勝で下し、04年以来、21年ぶりの優勝を飾った。決勝の舞[...]
2025年11月17日
ちょっとブレイク
今年のワールドシリーズは歴史に残る戦いだった。普段はメジャーリーグをそれほど観ない人も、今回はTVの前で応援し[...]
2025年11月10日
コラム「虎視」
これまで中国の製紙・古紙の情報を得ていた中国版RISIのUMPAPERが、今年9月に中国から撤退した。8月末に[...]