
▼北京で開催のRISI主催の国際古紙会議には、日本製紙の資材部から理文造紙(リー&マン)の江蘇工場に出向中の池上氏も出席。江蘇工場にいる日本人としては唯一で、生活もほとんどが工場内の生活区で娯楽も限られ、修行のような生活だとの話。駐在九カ月で中国語も流暢に使いこなす。
▼工場では、国内古紙の購買を担当。輸入古紙は別に担当者がいるとのこと。中国の商習慣はしがらみだったり、長期的な信頼関係を築こうという考えがなく、むしろドライであるため、日本人でも調達業務ができるという。日本のような古紙問屋とゴルフや飲食を共にするというのは、会社から禁じられておりご法度なのだそう。ちなみに、理文は輸入古紙も日本品をほとんど使用しておらず、欧州品が中心である。
▼国内古紙の価格変動も激しく、内陸と沿岸部で価格差があり、沿岸部でも少なくても四地域で価格の違いがあるという。またメーカーによっても水分引きの比率の差が大きかったりする。そのため、単純に工場着値ベースでは買値を比較できないようだ。国際価格と連動するととも言い切れず、変動要因も不透明な側面が強い。今回の会議では国内古紙の品質と価格をいかに安定化させるかが議論の的だった。
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