▼北京での取材から帰国すると、尖閣問題の余波で危険はなかったかと心配の声を掛けられる。が、そんな気配は微塵もなく、むしろ1人で行動していると中国人に度々間違えられる始末だった。気温が氷点下を示す厳寒の北京だったが、街なか散策にもいそしんだ。ショッピングモールを覗いたときは、中国人の消費意欲の旺盛さに驚かされた。
▼9月に尖閣問題が先鋭化してから、日本への中国人観光客は激減している。観光庁の統計によると、例年より3割前後も減っているそうだ。中国から年間140万人近くが観光で訪れる。日本に滞在中に中国人は平均17万3,000円使うとのデータもある。日本経済が不況に入りつつある中、こうした観光における打撃も影を落としているのではないか。
▼先の全段連の記者懇談会の席で、大坪理事長(レンゴー社長)は、「このリセッションも12月16日によってある程度、解決する目処がたつのではないか。私は非常に期待している1人だ」と述べた。経済界では自民党を支持する向きが強かった。その期待通りか自民が大勝。果たして景気は好転するのか。前回約1年で政権を投げ出した安部氏に与えられた猶予は1年とみたい。この寄り戻し、あと何回か起きる!?
2021年01月04日 ちょっとブレイク 昨年はコロナ禍の影響により、3月からほぼ世界中のサッカーリーグが中断となった。欧州の5大リーグでも同様の措置が[...]
2020年12月21日 コラム「虎視」 深刻なコンテナ不足が続いている。海上運賃は2〜4倍まで値上がりし、古紙の輸出価格はドル立てのオファー価格が上昇[...]
2020年12月14日 コラム「虎視」 東南アジアでは、繊維が長く歩留まりが良い米国古紙がファーストチョイスで、次いで品質は低いが価格の安い欧州古紙。[...]
2020年12月07日 コラム「虎視」 テレワークごみは事業系ごみ?それとも家庭ごみか?廃棄物処理法を素直に読む限り、事業系ごみであって家庭ごみと一緒[...]