▼中国の国家品質監督検査検疫総局によると「廃棄物原料(古紙などの再生資源)の中国への輸出は、11月1日から業者登録制に移行する。登録し許可を受けていない業者(企業)は中国に輸出できない」としている。輸出企業の申請書類の提出は8月1日で締め切られたが、世界各国から同局に申請書類が提出された。受理された企業数は9月3日の時点で,3000社に及んでおり、この3,000社の社名、国名、輸出品目などが受理された順番に同局のホームページ上で公開されている。
▼3,000社のうち廃紙(古紙)を扱うとした日本の企業数は約140社。このうち古紙問屋と確認されるのがおよそ30社で、全体の5分の1にすぎない。残りの大半が内外の貿易会社だ。貿易会社といっても、日本に籍を置く外貿公司(中国系の貿易会社)が数では圧倒的に多いようだ。
▼この登録制への移行は当初、7月からの実施予定だったが、各国の書類申請が遅れ、6月に殺到したことから中国側の審査体制が間に合わなかった。このため、4ヵ月実施が延期されたもので、書類申請の提出期限も8月1日まで引き延ばされた。ただ登録申請した企業数が3,000社(途中経過)と大変に多い。申請した企業がすべて申請-受理-許可になるのかどうか。
2025年05月19日
コラム「虎視」
2012年だったと思うが、近畿商組の懇親会でひと騒動があった。来賓挨拶で山上紙業・山上会長が「製紙メーカーは今[...]
2025年05月12日
コラム「虎視」
古紙回収業者にとって、古紙以外に扱っている3大資源物と言えば、アルミ缶・PETボトル・古着である。この中でもア[...]
2025年05月12日
ちょっとブレイク
今年もメジャーリーグで活躍している大谷翔平選手は、既に生きる伝説と言われるほどの存在になろうとしている。
[...]
2025年04月28日
コラム「虎視」
昨年11月に紙資源の社長に就任した大津正樹氏と初めて会ったのは中国だった。今から17年前のことで、その時は理文[...]