
高3の息子は奈良高専の情報工学科に通っているが、今週、社会見学活動で大阪府警を訪問する。「サイバー攻撃やサイバー犯罪の対策や取り組みを学ぶために見学に行く」という。
▼近年は日本企業を狙ったサイバー攻撃が多発している。アサヒビールは今年9月29日、サイバー攻撃によるシステム障害を公表した。これによって顧客情報190万件が漏洩した他、システム障害で受注ができなくなり、出荷制限を余儀なくされた。ようやく12月上旬にシステムが復旧したが、完全復旧は26年2月までかかるという。
▼事務用品の通販を専門に行うアスクルは10月30日、サイバー攻撃を受けてシステム障害が発生した。同社は受注作業のほとんどをWEBで行っており、サイバー攻撃以降は受注が完全にストップ。25年11月の売上高は前年比95%減という危機的状況に陥っていた。こちらもようやく12月上旬に再開の目途が立ち、段階的に完全復旧を目指していく。
▼古紙業界としては、例のアスクル訴訟が起きたことで、高額賠償に対応できる火災保険に加入する古紙問屋が急増した。今後は排出元がどれだけ徹底してサイバー対策を行っているか、サイバー保険に加入しているか等をチェックする必要があるだろう。
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