現在は第3次古着ブームである。第1次ブームは70年代で、アメ横を中心に米国製輸入ジーンズ等が人気となった。第2次ブームは90年代で、いわゆる渋谷系・原宿系を中心に古着ブームに火が付いた。そして近年は第3次古着ブームが到来している。
▼ファッションの流行はリバイバルである。つまり昔ブームになったものが廃れて、そしてまたブームになるという繰り返しだ。例えば最近の若者は、韓流ドラマや韓流アイドルによるファッションの影響が強く、オーバーサイズを着こなすのが主流。このオーバーサイズは、バブル前後のファッションに似ているという。また古着ブームが拡がるに連れて、全国的に無人古着店が急増している。大阪発祥の「古着de行こか」は全国30店舗を展開する。
▼㈱紙資源(本社・福岡市)は、5月1日に大型店舗の古着店をオープンする。店名は「ルート66」で、映画イージーライダーから名付けた。全品が米国等の輸入古着だが、あくまでも低価格で提供を行っていく。また同社は昨年12月、福岡市天神に無人古着店を開設した。こちらは無人で24時間営業を行っている。店内には防犯カメラのモニターが大写しになっており、万引きの抑止力に繋げている。次号以降で詳細を報告する。
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