
先週号でパック連の質問状の回答・意見を掲載した。パック連通信には、「大手容器メーカーが未晒原紙の紙パック(※未晒原紙=漂白していない茶色の原紙)の使用を拡大させようとしており、日本の紙パックリサイクルシステムが立ち行かなくなる恐れがある」と記しており、警鐘を鳴らす。
▼紙パックの未晒化は、リサイクル問題と絡んで大きな論争となっている。パック連が危機感を持つ最も重要事項は、「家庭紙向けに使えなくなること」である。21年度の紙パックの再利用用途はトイレットペーパーが66%、ティッシュが18%、板紙その他が16%。再利用の紙パックの実に84%が家庭紙向けに使用されており、パック連や関係者が危機感を募らせるのも頷ける。
▼ただし紙パックが白物の家庭紙向けに使えなくなることが、リサイクルシステムの崩壊に繋がるとは言えない。未晒の紙パックは、段原紙の中芯や裏ライナー、包装紙・雑袋向けの原料として使用出来る。また近年増加中の茶系家庭紙(キッチンペーパーや茶色TP)向けにも使える。用途拡大に加えて、これまでごみ化していたアルミ付き紙パックの回収が促進され、紙パック全体のリサイクル率は向上する見込みだ。家庭紙と板紙、容器メーカーや関連団体の思惑が交錯する。
2026年06月22日
コラム「虎視」
古紙再生促進センターでは、2025年から雑がみの掘り起こし活動として「雑がみさまを探せ!」と題した様々な啓発活[...]
2026年06月22日
ちょっとブレイク
この号が読まれている頃、私は米国の地に降り立っているか、または米国に向かう空の上だろう。以前のコラムで書いたが[...]
2026年06月15日
コラム「虎視」
牛乳パックの回収が世の中に広まったのはもう40年以上前だ。当時は、飲み終わった牛乳パックを製紙原料として使うと[...]
2026年06月15日
ちょっとブレイク
伊坂幸太郎著の「重力ピエロ」を読んだ。アマゾンのミステリー小説ランキングで、先月以来、売れ行きが急上昇中である[...]