▼生協やスーパーの店頭回収といえば、アルミ缶、スチール缶、PETボトル、牛乳パック、トレーの5品目が中心。家庭から排出される古紙である新聞、雑誌、段ボールは対象外だった。ところが最近はスーパーと古紙問屋が提携し、問屋がスーパーの店頭に回収ボックスを置かしてもらい、新聞など3品目の古紙を回収する事例が増えてきた。
▼アルミ缶など5品目の店頭回収は生協やスーパーの独自回収。3品目の古紙は問屋が店舗の軒先を借りるという手法に違いはあるけれど。ところで家庭系古紙といえば分別収集、集団回収、新聞販売店回収、ちり紙交換(廃品回収)から名古屋市のような学区回収(集団回収の変形)まであり、多様な回収が混在。スーパーでの店頭回収が全国的に普及すれば、さらに多様化が進展するだろう。
▼本紙739号で北海道で最大の店舗数を誇る大手コンビニのセイコーマートが2006年夏から古紙回収を始めたことを報道した。対象は新聞、雑誌、段ボール。受付時間は各店舗の営業時間内で、引き取り価格は無償。その後、北海道に出かけ同店舗で買い物したが、消費者の古紙の持ち込む光景を見かけなかった。店頭に古紙回収の表示もなく、本格的な回収からはほど遠い印象を受けた。
2024年07月15日
コラム「虎視」
RKBオンラインによると、衆院議員の全465人のうち102人が「父母や祖父母、または三親等内の親族に国会議員が[...]
2024年07月08日
コラム「虎視」
いつの時代でも人の気持ちを動かすのは熱量だ。それは仕事でもプライベートでも同じで、良い商品を作りたい、良いサー[...]
2024年07月01日
コラム「虎視」
6月中旬にカンボジアを訪問した。東南アジアの様々な国を訪問してきたが、カンボジアは今回が初めて。カンボジアでホ[...]
2024年06月24日
コラム「虎視」
円安にも関わらず、輸入紙の影響を最も受けているのが家庭紙だ。海外メーカーは日本市場を戦略的な販路と位置づける。[...]