
古紙再生促進センターが紙リサイクルとSDGsの関連性を示したレポートをまとめた。今後のKPIは示されてないものの、関係者アンケートを添えている。紙リサイクルで特に大切な目標として回答が多かったのは、①つくる責任つかう責任、②住み続けられるまちづくり、③質の高い教育をみんな、④気候変動に具体的な対策の4つだった。
▼「住み続けられるまちづくり」の観点では、古紙の回収インフラはすっかり定着。同センターの調査では、1181自治体のうち97.8%が古紙回収を実施しているという。1万人以上の人口規模であれば実施率は99%と未実施エリアは村や沖縄などの島嶼部で限られる。回収ルートの多様化も進み、拠点回収といった民間による回収ボックスも見かけるようになった。
▼愛知銀行から今年、SDGsに貢献する「ポジティブ・インパクト・ファインナンス」の融資を受けたのが石川マテリアル。30年までに古紙取扱量6%アップ、古紙回収ステーション64→120ヵ所へ、機密文書・産業廃棄物の取扱量 43%アップ、(いずれも22年2月期比)のKPIを示し、定期的なモニタリングを受ける。縮小市場ながらもやはり量の拡大が問屋にとって王道であり、環境にもプラスというわけだ。
2025年11月03日
		 コラム「虎視」
        前回古紙ヤードマップを発行したのが2020年5月だが、この5年の間に古紙を取り巻く状況は一変した。
[...]
2025年10月27日
		 コラム「虎視」
        今回は山﨑紙源センター特集。社名は「やまさきかみげんセンター」と読む。「やまさき」を「やまざき」、「かみげん」[...]
2025年10月27日
		 ちょっとブレイク
        10月21日、衆議院の首相指名選挙で過半数を得票し、第104代首相に高市早苗氏が選出された。日本の憲政史上初め[...]
2025年10月20日
		 コラム「虎視」
        古紙ヤードマップは先代創業者が本紙創刊時から考案していたもので、いつかは日本全国の古紙ヤードを一覧にして冊子に[...]