
ベトナム人のブローカーから電話があった。彼は日本にかれこれ10年近く住んでおり、日本語はかなり上手く、LINEで漢字を使いこなすことも出来るという。それもそのはず。コロナ前までは日本語の通訳や、ベトナムから来る技能実習生の支援サービス等を行っていたのだ。しかしコロナ禍で状況は一変。通訳の仕事も技能実習支援の仕事もなくなってしまった。ちなみにその彼は、ベトナム人女性と日本で結婚し、5歳の息子と1歳の娘がいる。日本の文化や生活スタイルが非常に気に入り、日本に永住したいと話す。
先日初めて大阪で会ったが、ベトナム人らしくとても礼儀正しい好青年だった。また話をしていると、ベトナムの旧国営企業であるベトチーペーパーの身内であることが分かった。コロナが収束したらベトチーペーパーへの訪問・取材の許可を貰った。コロナはまだ第6波が猛威を振るっていて収束はまだ先になるだろうが、また以前のように海外取材が出来るようになってほしい。
ベトチーペーパーは1958年に創業した元国営の製紙メーカーで、北の主要都市であるハノイから北西に車で40分ほどの場所に位置する。当初は印刷用紙を生産していて、生産能力は1万8千トンだった。98年に年産2万5千トンの包装用紙マシンを導入。08年には合資会社となり、新たなスタートを切った。10年に年産4万5千トンの段原紙マシンを導入して、本格的な段原紙メーカーへの仲間入りを果たす。コロナ禍の21年6月からは、新たに年産6万トンの段原紙マシンの稼働を開始。これまで日本から月3500トンのOCCを購入していたが、倍増する計画だという。
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