
本紙が中国の2015年問題を最初に取り上げたのが10年3月。08年に世界一の紙・板紙生産国となった中国は、徐々に自国の古紙回収にも本腰を入れ始めていた。当初描いた2015年問題は、中国が古紙輸入を禁止する訳ではなく、自国の回収量が上がって行き、古紙消費量がやがて横ばいになる中で、輸入古紙の量と比率が下がって行くというシミュレーションだった。
▼中国は以前、廃プラ輸入を禁止したことがある。04年、日本から中国の山東省に輸出された廃プラの中身がごみ同然だった問題で、中国は日本からの廃プラ輸入を一時禁止にした。その後、05年9月より企業登録制と検査強化の実施で再開している。これによって量と品質が環境部と検査機関によって担保されることになった。しかし現実には、廃プラ輸入が禁止されている間も、香港経由でほぼ同じ量が輸入されていた。
▼13年にはグリーンフェンスという環境政策を実施したが、少し基準が厳しくなっただけでほぼ何も変わらなかった。これらの前例があったため、中国の環境政策に当初は懐疑的な見方をしていた。しかし中国は非鉄以外の再生資源の輸入を全て止めた。中国が本気になれば、CO2排出ゼロの目標や、海洋ごみ投棄禁止等の法律も作れるだろう。
2026年03月09日
コラム「虎視」
昨年から今年にかけて、パック連の主催による紙パック回収システム強化検討会が3回にわたって行われた。これまでの紙[...]
2026年03月02日
コラム「虎視」
2015年7月に発刊された「コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業」は、同年の青少年読書感想文全国コンクールの[...]
2026年02月23日
コラム「虎視」
これまで20年にわたって各国貿易統計のデータを取得していたのが、ジェトロ(日本貿易振興機構)のビジネスライブラ[...]
2026年02月16日
コラム「虎視」
2月8日、第51回衆議院議員総選挙が投開票され、結果的には自民党の歴史的大勝に終わった。この国政選挙の投票用紙[...]