▼アパレル業界で世界第4位となったユニクロ(ファーストリテイリング)は、昨年5月時点で国内に809店舗、海外に135店舗、合計944店舗を展開している。昨年の売上高は約8,000億円で、伸び率ではトップ10企業で最大の18.9%を記録している。ちなみにトップはH&M(スウェーデン)で売上高は1兆2,000億円、2位がスペインのZARA、3位が米国のGAPとなっている。
▼山口県宇部市で衣料品店を開いていた小郡商事が世界的企業のユニクロに成長を遂げたのは、90年代の早い時期に中国に生産拠点を構えたことが大きい。現在、年間5億着を生産するユニクロだが、約85%を中国の70ヵ所以上の工場で生産している。
▼昨年、ついにGDPで日本を抜いて世界第2位となった中国だが、2030年には米国を抜いて世界第1位となり、同時にインドが日本を抜いて世界第3位になる試算だという。アジアへの進出が相次ぐ日本の製紙メーカーだが、インドへの進出は今のところない。今年3月、世界最大手のインターナショナルペーパーがインドのAPPM社を買収し、外資系の製紙大手で初めてインドへの本格進出を表明した。今後、日本の製紙メーカーが続くのかどうか。
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