
牛乳パックリサイクルシステムの維持が危機に陥っている。1980年代からパック連等の市民団体が中心となり、バージンパルプで作った牛乳パックを、1回使っただけで捨てるのはもったいないということから、リサイクル運動が広がった。使い終わった牛乳パックをこれだけの規模でリサイクルしているのは、世界広しといえども日本だけである。
▼しかし現在は、牛乳パックリサイクルにとって完全に逆風となっている。製紙メーカーが牛乳パックの使用を減少もしくは中止した最も大きな要因は、廃プラの処理問題である。1リットルの牛乳パックでは約15%、学乳パックは40%が廃プラである。歩留まりが悪い上に、仕入価格が高く、なおかつ廃プラの処理も困るということで、厄介者扱いされる始末である。
▼学校から学乳パックの引き取りを止めたという事例は、昨春から徐々に増え始めた。学校から引き取りを請け負っていた乳業メーカーは、古紙問屋が引き取らなくなったからと話す。古紙問屋は、家庭紙メーカーからいらないと言われたからと話す。家庭紙メーカーは、他に安い古紙が潤沢で、廃プラが出る牛乳パックを使いたくないと話す。いずれも困難な状況だが、牛乳パックを通じた環境教育や分別文化を見直す時である。
2026年07月27日
ちょっとブレイク
史上最長で最多試合数となった北中米ワールドカップが幕を閉じた。
結果的にはスペインが1[...]
2026年07月20日
ちょっとブレイク
先日、日資連の全国大会が福井県で開催された。特別記念講演の講師として、福井県出身のアパホテル株式会社の代表取締[...]
2026年07月13日
コラム「虎視」
今回の米国ツアーをアテンドしてもらった津村氏は、㈱紙資源の大津社長に紹介してもらった。津村氏は、以前まで海外の[...]
2026年07月06日
コラム「虎視」
家庭紙市場で輸入紙の存在感が年々増している。これまで輸入品の中心はティッシュだったが、トイレットペーパーも勢い[...]