2019年11月11日 オピニオン » 1352号

コラム「虎視」

コラム「虎視」

 11年ぶりに韓国最大の古紙問屋であるテソリサイクリングを訪問した。以前、同社を訪問したのは2008年4月で、リーマンショック前の鉄スクラップがトン6万円に高騰していた時期。同社に設置していたPPバンドのベーラーを報道したことで注目を浴びた。

 ▼当時、鉄スクラップ価格の高騰で番線価格が値上がりし、問屋のコストが大幅に膨れ上がっていた。月間数万トンの古紙を扱う大手問屋では、この番線コストだけで年間数1000万円~1億円ほどかかる。最大手の問屋ともなると、この番線コストが2億円以上になる。これが鉄スクラップ価格の高騰で更に上がったのだから、たまったものではない。ちなみに当時、番線代はキロ140円以上に上昇していた。

 ▼欧州ではPPバンドのベーラーは数多く見られ、中国の理文造紙の工場では、フランスやスペインのOCCが、PPバンドで梱包されているのを何回か見た。韓国のテソリサイクリングに設置されているPPバンドのベーラーは、ドイツのパール社製で価格は8000万円。高価だが非常に結束力が強く、1ベールで1.5トン~2トンのベールを作ることも可能だという。しかしこの高価なベーラーが現在は使われていない。その理由は次号で。

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