今期の欧州サッカーシーズンが間も無く終わる。イングランドでは、マンチェスター・シティーが国内3冠を達成。スペインではバルセロナ、ドイツではバイエルン、イタリアではユベントスと、下馬評通りに強豪チームが優勝を飾った。
これらの欧州各国リーグのチャンピオン(国によって1位~3位まで出場権)が毎年集い、欧州ナンバーワンのサッカークラブチームを決める大会が、欧州チャンピオンズリーグ(CL)である。
準々決勝のマンチェスター・ユナイテッドが見せた逆転劇も、エキサイティングな試合だったが、準決勝の2試合がそれを吹き飛ばした。ちなみに準決勝に残った4チームのうち3チームがイングランド勢だった。
バルセロナ対リバウールの第1戦はバルサのホームであるカンプノウで対戦。古巣相手に決めたスアレスの先制ゴールと、メッシの鮮やかな2つのスーパーゴールで3ー0の完敗。リバプールサポーターは失意のどん底に落とされた。しかし翌週の第2戦。リバプールは本拠地アンフィールドで、バルサのゴールを4回揺らし、大逆転劇を演じた(2戦計4ー3)。主力3人が離脱している手負いのリバプールが、最強バルサ相手に演じた奇跡。だからサッカーは面白い。
2024年09月30日
コラム「虎視」
福田三商はM&Aで大きくなった古紙問屋で、元々は福田紙原料と三商紙業(福田紙原料と鈴六商店の合弁)が合併して6[...]
2024年09月23日
コラム「虎視」
最近の若者の間で「オタク」は憧れの対象なのだという。『映画を早送りで観る人たち』(稲田豊史著)によると、彼らは[...]
2024年09月16日
コラム「虎視」
23年末の日本の新聞発行部数は2859万部となり、全盛期だった97年時の5376万部から47%減少した。世界的[...]
2024年09月09日
コラム「虎視」
脱炭素の対応は競争力には繋がるものの、投資に対する費用対効果がみえにくい。というより、成果を実感することが難し[...]