2019年5月27日 オピニオン » 1329号

ちょっとブレイク

ちょっとブレイク」

 今期の欧州サッカーシーズンが間も無く終わる。イングランドでは、マンチェスター・シティーが国内3冠を達成。スペインではバルセロナ、ドイツではバイエルン、イタリアではユベントスと、下馬評通りに強豪チームが優勝を飾った。

 これらの欧州各国リーグのチャンピオン(国によって1位~3位まで出場権)が毎年集い、欧州ナンバーワンのサッカークラブチームを決める大会が、欧州チャンピオンズリーグ(CL)である。

 準々決勝のマンチェスター・ユナイテッドが見せた逆転劇も、エキサイティングな試合だったが、準決勝の2試合がそれを吹き飛ばした。ちなみに準決勝に残った4チームのうち3チームがイングランド勢だった。

 バルセロナ対リバウールの第1戦はバルサのホームであるカンプノウで対戦。古巣相手に決めたスアレスの先制ゴールと、メッシの鮮やかな2つのスーパーゴールで3ー0の完敗。リバプールサポーターは失意のどん底に落とされた。しかし翌週の第2戦。リバプールは本拠地アンフィールドで、バルサのゴールを4回揺らし、大逆転劇を演じた(2戦計4ー3)。主力3人が離脱している手負いのリバプールが、最強バルサ相手に演じた奇跡。だからサッカーは面白い。

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