
9月26日に熊本メッセで「九州環境フォーラム」が開催され、講師として呼ばれた。九州全域の自治体のリサイクル・ごみ減量担当者が100人以上訪れた他、古紙問屋、製紙メーカー、産廃業者、商社等、計180人ほどの関係者が来場した。
▼最近の古紙問屋の中心的な話題は、「中国の2020年問題」と「今後の古紙価格動向」の二点に絞られるといっても過言ではない。しかし自治体の担当者はやや異なり、2020年問題によって特に雑がみがごみ化することを懸念する。講演では雑誌・雑がみのうち、グレードが高い物は国内・海外のどちらでも行き先があるが、グレードが低い物は行き先がなくなり、一部ごみ化すると話した。
▼今年は中国向けに雑誌・その他古紙がナンバー10として、月平均5万~5万5,000トンほど輸出されている。年間では60~70万トン。しかし来年以降、雑誌・その他古紙がこのペースで中国向けに輸出される保証は全くない。今週号では、以前から中芯原紙向けに雑誌・雑がみの配合増に取り組む、王子マテリア・中津川工場を取材した。来年、再来年の中国の動向は未知数だが、需給双方が一体となって、古紙のごみ化を防ぐ取り組みをしていかなければならない。
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