
▼周知のように、中国は今年から廃プラスチックの輸入を禁止した。日本で排出される廃プラの8割は中国向けに輸出されていたが、今年から東南アジアにシフトが進む。PETボトルに限ると、近年は40万トン弱の量が輸出され、2016年は87%、17年は81%が中国向けだった。しかし今年1―3月の中国向け輸出比率はわずか4%。代わりにタイ(34%)、マレーシア(18%)、韓国(17%)、ベトナム(13%)等が増えている。
▼加工したペレットは中国向けに輸出できるということで、多くの業者がペレット化の機械設備を導入するなど、対策を施していた。 しかし最近、「中国にPETボトルのAフレークを輸出できるようになる」という情報が駆け巡った。廃プラ商社によると「9割方は確定の方向で、既に見切り的なオファーが来ている」という。廃PETボトルをペレット加工した物は、製品として輸出されているが、これがAフレークにも適用されるという訳である。
▼このPETフレークの中国向け輸出解禁の話に、慎重な姿勢を崩さない商社もいる。昨年来、中国が掲げてきた環境政策に対して真逆のものであり、現時点では正式発表がないからだ(5月23日時点)。中国政府の発表を待ちたい。
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