中国環境保護部は1月31日、第5回の古紙輸入ライセンス認可分を公表した。今回は3社3工場に対して、40万8千トンが発行された。全5回分を合わせて、計460万トンとなった。
5回目は山東世紀陽光紙業に12万5千トン、杭州豊達紙業に1万3千トン、山東華泰紙業に27万トンだった。今回、山東省の製紙メーカーに初めてライセンスが下りた。
第1四半期(1〜3月)の認可がこの5回分で終了するかは不明。現時点で、昨年第1四半期の消費量777万トンに比べて41%減、四半期平均の643万トンに比べて28%減となっている。年間のライセンス認可は1,800万〜2100万トン程になるとみられる。
公表日 | 数量(トン) | 比率 | |
---|---|---|---|
第1回 | 2017/12/25 | 2,265,673 | 49.3% |
第2回 | 2017/12/29 | 344,291 | 7.5% |
第3回 | 2018/1/12 | 466,301 | 10.1% |
第4回 | 2018/1/22 | 1,114,626 | 24.2% |
第5回 | 2018/1/31 | 407,945 | 8.9% |
計 | 4,598,836 | 100.0% |
2025年04月28日
コラム「虎視」
昨年11月に紙資源の社長に就任した大津正樹氏と初めて会ったのは中国だった。今から17年前のことで、その時は理文[...]
2025年04月21日
コラム「虎視」
日本では商品や容器包装等で、リサイクルしやすい設計がこれまでにも行われてきた。その一例が、かつて家庭や企業に配[...]
2025年04月14日
コラム「虎視」
17年に発刊された「アマゾンが描く2022年の世界、田中道昭著」という本に出てくる近未来像がある。無人コンビニ[...]
2025年04月07日
コラム「虎視」
概ね売上10億円以上の古紙問屋を対象に業況調査アンケートを実施したが、回答率は3割強にとどまった。経営状況の公[...]