2010年11月29日 古紙ジャーナル記事 912号

【東京都】新聞古紙の持ち去り深刻、被害額は約15億円に
都が関係機関と連携し検討協議会で対応策絞る

東京都は深刻化する古紙の抜取り被害の根絶を目指して、関係者を集めた持ち去り問題対策検討協議会を発足させた。都内では分別収集として排出される新聞古紙の27.3%が抜き取られ、被害総額は推定で約15億円にも上る。 17区6市町村が持ち去りを禁止する条例を制定し、世田谷区の条例違反では08年に最高裁での有罪判決も確定しているが、抜取り被害は後を絶たない現状にある。検討協議会では、オブザーバーとして...

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