海外市況の記事一覧

2022年10月31日 海外動向 »  1498号

【古紙輸出価格】
米OCC、3ヵ月で半値
日本品は円安で緩和

　古紙の国際市況はまだ下げ止まらない。先週号で報道したように、既に米国内ではMIXの価格が逆有償化した。下げ基調の時は低グレードの古紙が先行して下落し、その後にグレードが高い古紙が後追いする傾向がある。今回は、MIXは米 […]

2022年10月10日 海外動向 »  1495号

【古紙国際市況】
欧州OCC、100ドル割れ目前
欧米の景気減退、年内続くか

米国品 　米国OCCの輸出価格は品質によって価格差が出ている。米OCC（＃11・回収段ボール古紙）は、125～135ドルで推移しているが、価格の下落は続いている。8月の価格が230ドル、9月が180ドルだったが、10月は […]

2022年9月19日 古紙価格・製品市況 市場データ 海外動向 »  1492号

【ベトナム 製紙・古紙】
古紙回収率は31％で停滞、輸入古紙に頼る
日本からの古紙輸出はＡＣＮがトップ(対前年４割減)

　今や日本から最大の古紙輸出相手国となったベトナムは、段原紙マシンの増設ラッシュが続いている。ベトナムの紙・板紙生産量のうち段原紙生産量が占める割合は77％とかなり高い。12年から20年にかけて段原紙生産量は105万トン […]

2022年9月19日 市場データ 海外動向 »  1492号

【古紙国際市況】
米国OCC(#12)、200㌦割る
20年11月以来、1年10ヵ月ぶり

米国古紙市況 　ついに米国OCC（＃12・選別段ボール古紙）の輸出価格も200ドルを割ってきた。2020年12月から200ドル台に乗せ、21年・22年は断続的に300ドル台をキープするなど高価格帯が続いていたが、7月から […]

2022年4月18日 古紙価格・製品市況 »  1472号

【古紙国際市況】
段ボール古紙は米欧日下落
日本の新聞・雑誌は上昇

　米国・欧州・日本の各アジア向けＯＣＣ輸出価格は下落している。インド向けは他のアジア各国と比べると依然として高値だが、下落に転じた。米国ＯＣＣ（＃12）のインド向け価格は320ドル、東南アジア向け価格は305ドル、台湾向 […]

2021年10月25日 古紙価格・製品市況 »  1448号

【古紙国際市況】
日ＯＣＣは前月から20ドル下落して弱含み
米国ＯＣＣは堅調、中国の段原紙価格上昇

　弱含みとなっているＯＣＣ（段ボール古紙）輸出価格だが、米国・欧州・中国の状況はどうだろうか。まだ弱含みが続くのか、回復に向かうのか。日本のＯＣＣ価格は前月に比べて20ドル下落したが、為替が円安に振れていることもあり、円 […]

2021年5月17日 古紙価格・製品市況 »  1426号

【古紙国際市況】OCC、20～40ドル下落
中国国内価格は反騰

　4月中旬から古紙輸出価格が弱含みとなり、特にＯＣＣ価格の下落が大きい。発端はインドが変異種のコロナ蔓延により、製紙工場が稼働停止に追い込まれたことだ。欧米のバイヤーがＯＣＣ価格を20ドル下げたため、東南アジアの各メーカ […]

2021年2月8日 古紙価格・製品市況 »  1405号

【古紙輸出価格】
段ボール古紙、急上昇
雑誌古紙は下落続く

　米国ＯＣＣ（＃11）は235～250ドル。平均では240ドルとなっている。米国ＯＣＣ（＃12）は、ベトナム向けが245～250ドル、インド向けが250～255ドルとなり、先月から上昇した。台湾向けは225ドルで低い。イ […]

2021年2月8日 古紙価格・製品市況 »  1405号

【パルプ市況】
20年末から急上昇、先物市場が引き金
２割強上昇も在庫増、実需に力強さ欠く

　パルプ市況が急騰している。もとはコロナ禍によるペーパーレス化の進展から世界的なグラフィック用紙の需要が減少し、パルプ価格も低迷。広葉樹パルプは昨年11月まで430～490ドルで推移し400ドル台から抜け出せずにいた。 […]

2020年7月20日 古紙価格・製品市況 »  1386号

【古紙市況】
米ＯＣＣが200ドルに
日本の輸出価格も上昇

　米国古紙の中国向け輸出価格は、先月に比べて軒並み上昇している。まずＯＣＣ（＃１２・選別した段ボール古紙）は、185ドルから200ドルに上昇した。7月上旬に112万トンの古紙輸入ライセンスが発行されたことでオファーが急増 […]

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