企業動向の記事一覧

2022年10月31日 企業動向 海外動向 » 1489号

【中国】
大手3社とも増収・利益率減
玖龍は795万トン増設計画

　中国の最近の製紙・古紙関連のトピックスを紹介したい。 大手3社の売上比較 　中国の大手3社の21年度の売上・利益が出揃った。玖龍・理文の2社は増収減益、山鷹は増収増益となっているが、3社ともに共通するのは利益率が前年よ […]

2022年10月24日 企業動向 市場データ »  1497号

【家庭系古紙】
初めて行政回収量が集団回収量を上回る
無人回収所（ポイント・非ポイント）は合計で1万ヵ所に

　コロナ禍による影響で、家庭系古紙の品種や回収形態に大きな変化が生じている。品種の変化では、紙全体が減少し、段ボールが増加した。以前まで家庭系古紙の代名詞だった新聞・雑誌だが、回収量で段ボールに抜かれている。回収形態では […]

2022年10月24日 インタビュー 企業動向 1497号

【㈱アライの森 新井社長】
無人回収所の発祥「ユーカリ」
市民が困っていたことが動機に

　2001年4月に日本で初めて古紙無人回収所のユーカリを開設した、㈱アライの森の新井社長にお話を伺った。 Q・なぜ古紙無人回収所を開設しようとした？ 　「当時は古紙が余剰していて、雑誌は逆有償になっていた時代。製紙メーカ […]

2022年10月17日 企業動向 市場データ »  1496号

【紙パック】
4年連続の回収率低下、揺らぐ環境価値
コロナ禍で集団回収・学乳回収中止が響く

　全国牛乳容器環境協議会（以下、容環協）が公表した「2022年紙パックリサイクル年次報告書」によると、2020年度の紙パック回収率は前年度より2.6ポイント低い38.8％となった。回収量では前年より5500トン少ない8万 […]

2022年10月10日 インタビュー 企業動向 » 1495号

【創刊30周年 特別企画④】
〈JPコアレックスHD 黒崎暁 会長兼社長インタビュー〉
原料革命の旗手・信栄製紙で様々な開発を牽引
特許取得の芯なしロール、当初は認知されず

　古紙ジャーナル創刊30周年インタビューの第4弾は、JPコアレックスホールディングス㈱の会長兼社長である黒崎暁氏。コアレックス信栄㈱・コアレックス三栄㈱の代表取締役社長も兼任する。先週号で報道したベトナム工場の補足と共に […]

2022年10月10日 企業動向 » 1495号

【日本製紙】
秋田工場で洋紙撤退⁈
新聞報道受け方針表明

　日本製紙が先月30日、秋田工場で洋紙事業からの撤退を検討していることを明らかにした。前日に日経新聞による報道を受けて表明した。同社は秋田工場に留まらず、洋紙事業の生産体制再編を検討していることも示唆。改めて設備の再編計 […]

2022年10月3日 企業動向 海外動向 »  1494号

【JP コアレックス ベトナム】
以前は製品の7割強を日本や他国に輸出
ベトナム国内の雑誌系古紙は４グレード

　日本国内で最大の古紙もの家庭紙の生産シェアを誇るコアレックスグループ。現在は直営工場5工場（海外1工場）と提携先4工場、協力会社2社を抱え、古紙もの家庭紙では47％のトップシェアとなっている。2011年には日本紙パルプ […]

2022年10月3日 企業動向 市場データ » 1494号

【22年上半期のベトナム向け輸出商社】
日本から35社が輸出、ACNがトップ

　22年上半期（1～6月）のベトナム向けの日本からの古紙輸出商社の一覧を再掲載する。1493号2面で載せた表のトーチインターナショナルの輸出量データに不備があったことが判明したため。実際には同社は1万8866トンだった。 […]

2022年9月26日 企業動向 » 1493号

【いわき大王製紙】
4号ボイラー爆発、復旧に時間
難処理古紙を三島工場へ振替え

　いわき大王製紙で9月6日早朝、バイオマスボイラーの4号機が爆発する事故が発生した。燃料投入中で、水蒸気爆発だったもよう。この事故で関係グループ会社の従業員1名が負傷したが、死者はいなかった。同工場は警察や消防の現場検証 […]

2022年9月12日 企業動向 海外動向 1491号

【ベトナム バクニン】
中小製紙メーカー300社ほどが林立する
様々な問題を抱えるも製紙業発展を後押し

　8月中旬、ベトナム・バクニン省の「ペーパービレッジ」を訪問した。バクニンは日本の富士地区や以前の中国・富陽地区のように、中小製紙メーカーが集積する地域。関係者によるとバクニン地域は、ベトナムの紙・板紙生産の約20％を担 […]

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