企業動向の記事一覧

　古紙市場が縮小するなか、古紙問屋の合併・再編が加速している。2024年はM&Aラッシュといえるほど、再編の動きが目立った。古紙業界のM&Aにおいて、仲介会社を通じて実現したケースは少ないものの、静脈 […]

　古紙業界のM&Aは、過去10年間は年間4件程度で推移していたが、24年は9件まで急増。まさにM&Aラッシュの年となった。同時に廃業やヤードの閉鎖も相次いだ。古紙の発生減を背景に、本格的な古紙問屋の淘 […]

　岡山県倉敷市に本社工場を構える㈱田中商会（岡山県倉敷市中島1395）を訪問した。同社は創業124年目の老舗問屋で、鉄スクラップと古紙を二本柱として、どちらも月間5000トンを扱っている。2020年に新たに玉島工場を開設 […]

　全国段ボール工業組合連合会（大坪清理事長）は12月16日、2025年の段ボール需要予測を発表した。前年比99.8％の140億平米になるとし、3年連続の前年割れとなる見通し。需要部門別の動向として、加工食品用は0.5％増 […]

　関東の老舗古紙問屋である共益商会（本社：東京都品川区）が、2023年10月に開設した町田工場を訪問した。同社は15年前から積極的にM&Aを進めており、永野紙興をグループ化したことで廃棄物にも事業領域を拡大。今 […]

　KPPグループホールディングスが創業から100年を迎えた。同社は時代の変化に柔軟に対応し、紙の専門商社として存在感を放ち続けてきた。原動力となったのは、国内外の企業との合併によって培ってきたノウハウやネットワークにある […]

　12月の国内古紙市況は、品種によっては高値を是正する局面となっている。①板紙が10～12月の需要期のヤマ場を越えたこと、②フレート上昇などを受け、段ボール古紙を中心に輸出価格が下落したことが主な要因だ。段ボール古紙の輸 […]

2024年12月9日企業動向 » 商社1602号

　丸紅はベトナムで100％独資で運営する段原紙工場、KOA（クラフト・オブ・アジア）の株式を台湾系の投資会社メイコ・マネジメントに売却すると発表した。KOAは巨額の損失を計上しており、丸紅における不採算事業の整理で対象と […]

　11年ぶりにマレーシアを訪問して現地の古紙ヤード2ヵ所を訪問した。訪問した2ヵ所はUSJペーパーリサイクラーズとYMペーパーで、どちらも中華系古紙ヤード。近年は中国製紙メーカーの進出により、現地ヤードも中華系が増えてい […]

　古紙業界の再編が進む中、古紙問屋どうしの大型統合が実現した。関東有数の古紙問屋である國光（東京都台東区、朝倉行彦代表取締役社長）は、兼子グループ（静岡市、兼子卓三代表取締役）が傘下に入っているファンドの下に入り、一丸と […]

古紙ジャーナルは古紙業界の専門紙として1992年に創刊。古紙リサイクル業界の最新ニュースやマーケット動向を日々取材し、お伝えしています。

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