段ボール原紙の輸出拡大とともに、国内メーカーが輸出原紙枠として一部の段ボール古紙を別枠で調達する方式が定着した。あくまで国内基準価格である店頭18円は維持し、輸出原紙向けに使う古紙については、国際市況に合わせて柔軟に購入するというものだ。段ボール製品市況への影響を回避する狙いもある。 輸出通関統計によると、今年の段原紙の輸出量は1~10月に計70万トンを記録した。前年同期比1.9倍である。9...
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