年末からの古紙輸出市況の下落に歯止めがかからない。特に段ボール古紙の需給が緩み、問屋手取り価格は昨年11月の半値以下まで下落した。回復要因も乏しく、少なくても上半期は弱含みで推移しそうだ。問屋在庫が急増しているものの、東南アジアへの振り替えも困難で、段原紙需要の好調な日本国内での消費増に期待がかかる。 段ボール古紙(OCC)の輸出価格(円価)は昨年11月のピークであった32円台より、すで...
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