9月下旬から10月にかけて、段原紙メーカーが相次ぎ段原紙の再値上げを発表した。連動性のあった古紙の基準価格(建値)の同時値上げは未発表のまま。段原紙需給はひっ迫感が強く、再値上げとしては絶好のタイミングだが、古紙市況は上がり切った局面で、既に中国国内で軟化傾向が現れている。下落観測が強まる中、段原紙値上げの交渉材料ともなる古紙高騰を基準価格に反映させるのかどうか注目したい。 古紙輸出価格...
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