古紙ジャーナル記事の記事一覧

2020年3月30日 市場データ » 1371号

【大阪市の入札結果】
再入札でも不調、1円以下の落札も

　地方自治体が実施する行政回収の入札価格が急落している。大阪市の来年度の入札では、キロ0.14円で落札されるケースも出てきた。14区域のうちの東淀川区における入札で、2社が応札した結果による。予定数量は半年間で約590ト […]

2020年3月30日 市場データ » 1371号

【国内メーカーの古紙調達】
2月の段原紙輸出、過去最多の7万トンに

　古紙の輸出市況が回復基調をみせる中、国内メーカーの調達にどう変化を及ぼすのか、4月以降の国内古紙市況を概観してみたい。 　まず言えることは、基準価格は当面動くことはないだろう。つまり輸出市況がどうであれ、大手による段ボ […]

2020年3月23日 古紙ジャーナル記事 市場データ » 1370号

【コロナ・ショック】
世界的な景気後退、国内の成長品種にも打撃
古紙需給は余剰化必至だが、一時的な逼迫も

　新型肺炎コロナウィルス（ＣＯＶＩＤ-１９）の感染拡大の影響で、紙・板紙の需要がどこまで落ち込むのか？古紙需給の行方がどうなるのか？先行きが読みにくい。既にコロナ・ショックで株価や為替は急変したものの、古紙市況は意外に堅 […]

2020年3月23日 古紙ジャーナル記事 » 1370号

【ＳＤＧｓ】
製紙メーカー各社も事業に位置づけ
中小企業にも求められる目標へのアプローチ

　SDGsへの関心が高まっている。国連決議から4年半近くが経ち、認知度も上がってきた印象を受ける。カラフルな配色のバッチを胸に付ける経営者も増えた。しかし、中小企業の間ではまだまだ馴染みが薄く、問題意識の共有や目標に向け […]

2020年3月23日 古紙価格・製品市況 » 1370号

【古紙輸出価格】
中国の古紙不足が深刻、米日の輸出価格上昇

　中国製紙メーカーの古紙不足は非常に深刻な状況。2月下旬の中国の現地紙によると、中国最大手の製紙メーカーであるナインドラゴン（玖龍紙業）の張茵董事長は次のように語っている。「中国全土にある38台の抄紙機のうち、現在稼働し […]

2020年3月23日 企業動向 1370号

【明和製紙原料㈱・小六会長】
紙関連の絵本を三冊出版

　去る3月16日、くもん出版から紙や古紙に関する絵本が3冊出版された。タイトルは「おもしろ“紙学”紙の未来とわたしたちの生活」で、エコ編・リサイクル編・防災編の3冊に分かれている。著者は、2015年に「コロッケ先生の情熱 […]

2020年3月16日 市場データ »  1369号

【横浜市】
集団回収で最大の業者が3月末に大幅撤退
市況低迷で民間主体の回収システムが岐路

　横浜市で集団回収を担っている最大の回収業者が、4月から広い範囲で撤退する。昨年末にも回収業者3社の撤退で混乱が生じたが、今回は月間約650トンの回収量に相当するエリアが対象で、再び波紋が広がりそうだ。撤退する地区では、 […]

2020年3月16日 市場データ » 1369号

【中国のメーカー別輸入量】
消えゆく市場、中国メーカー46社が日本から輸入
大手２社のナインドラゴンと山鷹でシェア45％占める

　2019年の中国のメーカー別古紙輸入量のデータを取得した。環境規制の強化から輸入ライセンスが毎年減り、輸入量はピーク時の3分の1まで落ち込んだ。中国のメーカーにとっては、工場の稼働率にも関わるため、輸入ライセンスの重み […]

2020年3月16日 古紙価格・製品市況 » 1369号

【古紙輸出価格】
米OCC、45ドル上昇、上昇期間は限定的か

　下表のように、古紙輸出価格及び中国の古紙価格が上昇している。特にＯＣＣ（段ボール古紙）の輸出価格が上昇しており、各国品ともに35～45ドルの上昇となった。 　中国は2018年8月23日から米国古紙に対して25％の報復関 […]

2020年3月16日 海外動向 » 1369号

【韓国の古紙回収現場】
タテバにはリヤカーを常備

　昨秋、韓国の古紙回収の現場を見学した。少し時間が経ってしまったが報告したい。最初にリヤカー部隊を備えた小規模のタテバを訪問した。敷地面積は80坪で、営業時間は朝7時半から夕方6時。リヤカーを10台保有しており、希望者に […]

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