2021年は古紙の消費先が東~東南アジアに移る大きな節目の年となりそうだ。中国が全面輸入禁止で古紙需要を牽引する時代が終わった。一方、バーゼル法改正で一部の廃プラ輸出が難しくなるなど、再生資源に対する輸入規制は各国でも強まりつつある。アジアにおける潜在的な古紙需要とともに、新型コロナの余波、コンテナ不足に伴う影響などを踏まえ、今後の海外の古紙・段原紙の需給を読み解きたい。 今年、東南アジ...
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