【米国の古紙】中国政府が25%関税を発動
投資計画が続々、古紙も迂回へ【東南アジア】
中国の環境規制×米中の貿易戦争で混沌

東南アジアの新規増設計画(2018年以降の計画)

  中国政府が8月23日から米国・カナダの古紙に対して25%の関税を課す決定を下した。米国の追加関税に対する報復措置の一環で、ついに古紙にまで関税の網がかかった。中国の環境規制に米中の貿易摩擦が重なり、市況の行方はより不透明感が強まっている。一方で将来的に中国の全面的な古紙輸入禁止を見越し、東南アジアで新規投資の動きが活発化。年産340万トン超の計画が判明している。多くはパルプや製品で中国へ再輸出...

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