市場データの記事一覧

2018年12月10日 市場データ » 1307号

10月の古紙輸出入

　10月の古紙輸出量は29万7,744トンだった。前月より4％増えたものの2カ月連続で30万トン割れとなった。前年同月に比べると36％増。1—10月総計では320万トンで前年同期比99％となり、前年とほぼ同水準だ。 　輸 […]

2018年12月3日 古紙価格・製品市況 市場データ »  1306号

【中国向けの古紙輸出】来年のライセンス前倒し観測
米中首脳会談の結果に注視【関税率25％に変化も？】

　輸出市況の変動が、本来の需給バランスでは定まらず、政治的な判断によって大きな影響を受けている。中国政府が古紙の輸入規制を強化したことに加え、米中の貿易戦争から米国の古紙にも25％の報復関税が課せられた。古紙が政治銘柄化 […]

2018年11月26日 市場データ 1305号

【2018年1ー9月の中国の古紙輸入量】
中国が輸入量月次データの公表を再開
総量は47％減も、日本の比率アップ

　中国の税関総署が4月から9月までの古紙輸入統計データを公表した。中国は、米国との貿易摩擦の悪化により、5月末から国別や品種別などの詳細な輸入統計の公表を見送ってきた。技術的問題が理由としながら、発表の再開予定も不明だっ […]

2018年11月5日 市場データ »  1302号

【玉名リサイクルプラザ】
玉名市の行政回収の受け皿として07年に開設
古紙は有料指定袋に入れ品目ごとに違う週に回収

　熊本県玉名市にある玉名リサイクルプラザを見学した。同所は玉名市の行政回収における資源物の受け皿として2007年に開設した。玉名市の現在の人口は6万7,000人ほどで、2005年に1市3町の合併によって現在の規模となった […]

2018年11月5日 市場データ » 1302号

9月の古紙輸出入

　9月の古紙輸出量は28万6,237トンと、5カ月ぶりに30万トンを割った。前月より15％減ったものの、前年同月に比べると22％多い。9月は台風・地震といった自然災害に見舞われたことで、発生の落ち込みや港湾荷役の停滞が影 […]

2018年10月29日 古紙価格・製品市況 市場データ » 1301号

新聞用紙の値上げ交渉が佳境に
新聞古紙は最高値、在庫も逼迫続く
【10年ぶりの新聞用紙値上げか】

　古紙・パルプや原油といった原燃料価格の高騰によって、新聞用紙や印刷情報用紙を含めた洋紙分野での値上げの動きが活発化しそうだ。11月からは10年ぶりに新聞用紙価格が上昇するのか注目される。新聞用紙の場合、需要が毎年3％減 […]

2018年10月29日 市場データ »  1301号

【中国向けの輸出市況】
ライセンス1,754万㌧に
輸出市況は高止まり

　中国環境保護部は10月18日、第22回目となる古紙輸入ライセンスを発表した。ライセンスが交付されたのは47工場で計201万トン。今年の合計ライセンス量は1,754万トンとなった。そのうち①玖龍紙業＝622万トン（35. […]

2018年10月22日 市場データ » 1300号

【21大都市 ごみ量】
大阪市のごみ量が大幅に減少してワーストを脱却
最少は広島市、最多は北九州市だが差は縮小傾向

　環境省の廃棄物処理実態調査結果より、2016年と2006年の政令指定都市（20市）及び東京23区の各ごみ量や古紙回収量を比較した。この10年間、各自治体ともに様々なごみ減量施策を行ってきた結果、ごみ量は各市ともに大幅に […]

2018年10月15日 古紙ジャーナル記事 市場データ » 1299号

【王子マテリア】
中津川工場で雑誌・雑がみ(難処理含む)の配合増
来年以降、雑誌古紙の余剰に備え国内消費を増やす

　今年から中国がＭＩＸ古紙の輸入を禁止した。この影響によってＭＩＸ古紙の余剰が懸念されたが、現在のところナンバー１０として月間5万トンほどが中国に輸出されており、懸念されていた余剰問題は起きていない。また韓国やインドネシ […]

2018年10月15日 市場データ » 1299号

【関税率】中国が米国品の原料や紙・板紙に報復関税
他国には11月より関税率緩和の動きも

　中国による紙・板紙や製紙原料に対する関税率を整理しておきたい。米国との貿易摩擦の激化により、中国が報復関税に踏み切ったことで、米国と他国との間に関税率の差が生じている。報復関税は第一弾が7月6日から総額340億ドル相当 […]

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