市場データの記事一覧

2019年7月1日 市場データ 1334号

【段ボール古紙需給】
今年1～4月のＯＣＣ輸出量は10万トン減
東南アジア向けが低調、今後は更に余剰増

年代別の段ボール古紙の輸出比率 　2010年以降の段ボール古紙の輸出比率を見ていくと、今年の輸出比率がかなり低いことが分かる。2010年～14年は断続的に20％を超えていた。最高は9年の25％だが、12年もそれに次ぐ輸出 […]

2019年7月1日 市場データ 1334号

【古紙輸出価格】
６月は日本品が大幅下落
ＯＮＰは６０ドル下落

　表のように、6月は日本の古紙輸出価格が最も下がった。ＲＩＳＩの国際マーケットのコメントでは「日本は国内メーカーへの販売価格はまだ良いが、供給の問題があり、短期的に混乱が生じている」と報じている。ＪーＯＣＣ（日本段ボール […]

2019年7月1日 企業動向 市場データ » 1334号

【大本紙料】
輸出による在庫調整、1コンテナ20万円、
1日800万円の赤字に

　大本紙料㈱（本社・兵庫県神戸市、大本知昭代表取締役）を訪問した。全国的に問屋の在庫量が増加しているが、同社の在庫量はそれほど多くない。 　大本紙料の6月中旬の古紙在庫量は5,000～5,500トン。品種別の内訳は、新聞 […]

2019年6月24日 市場データ » 1333号

【自社回収の採算悪化】
小口回収、引き取り拒否も

　古紙の輸出価格低迷を受けて、小口の発生元からの収集を断るケースが出てきた。具体的にはコンビニを含めた小規模な店舗や事業所から発生する月間1トンにも満たない段ボールが中心である。1カ所あたりの発生量が少ない排出元はもとも […]

2019年6月24日 市場データ 1333号

【関東商組】
輸出商社に定期契約募る
見積事業の中止も視野に

　関東商組（大久保信隆理事長）は、市況低迷と需給軟化を受けて、輸出見積り事業の中止を視野に入れている。また余剰解消に向けた定期契約販売の取り組みを検討しており、各商社に呼び掛けている。販売価格の上限・下限設定はしていない […]

2019年6月24日 市場データ 海外動向 »  1333号

【インドネシア向け輸出】
船積み前検査の詳細が判明

　インドネシア向け輸出の船積み前検査が6月1日より強化されたが、検査方法の詳細が判明した。100％の全量検査は必須であり、輸出商社によるとポイントは3つ。 　①1ヤードあたり3コンテナ以上の検査であれば、以前と同額で実施 […]

2019年6月24日 市場データ »  1333号

【中国の 古紙輸入】
上半期のライセンス、前年比24％減
古紙輸入はアジア諸国から増加

　中国生態環境部は6月11日、第8回目となる古紙輸入ライセンスを発行した。2社2工場に対し計5,940トンが交付され、これまでの累計は823万8,995トンに上った。昨年は6月末までに14回で計1084万4,135トンが […]

2019年6月10日 市場データ » 1331号

4月の古紙輸出入

　4月の古紙輸出量は25万197トンで、対前年同月比26.2％減となった。1ー4月の累計は91万8,782トンで、対前年比14.4％減となった。前月から2％増加したものの、7カ月連続の30万トン割れ。昨年末から続く古紙の […]

2019年6月10日 市場データ 海外動向 » 1331号

【インドネシア向け輸出】
6月より100％船積み前検査を実施へ
検査負担増し、輸出も一時全面ストップ

　インドネシア向けの古紙輸出が一時止まっている。インドネシア政府機関であるＫＳＯが5月24日、世界各地の検査機関に100％船積み前検査を実施するよう通知したためだ。今年3月にもインドネシアは古紙の輸入前検査を強化する方針 […]

2019年6月3日 市場データ » 1330号

【日本の製紙メーカー】
洋紙から板紙へ転抄、２社が相次いで発表

王子ＨＤ 　王子ホールディングス㈱は新聞用紙を含む印刷情報用紙マシン3台を停止し、1台を転抄する。王子エフテックス江別工場のマシン2台（印刷情報用紙・特殊紙、年産計6万トン）と王子製紙・富岡工場のマシン1台（印刷情報用紙 […]

週間アクセスランキング

オピニオン »

発行物

古紙ヤードマップ申込

Top