今号では米国の段原紙需給について取り上げる。米国と日本との比較で異なる点は、①木材パルプ・古紙の配合比、②使用古紙の品種、③メーカー在庫率等が挙げられる。また段原紙の輸出比率も以前まではかなり開きがあったが、近年は米国の輸出比率が下落し、日本の輸出比率は上昇しており、差は狭まっている。今年1~6月の段原紙生産量は、米国が5.3%増、日本が7.0%増で大きく増加。両国ともに国内需要が増える下半期は...
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