5年、10年遅れで鉄スクラップを後追いしてきたのが古紙。アジア向け輸出の拡大、逆有償取引で鉄スクラップが先行し、古紙が同じような道をたどってきたのは周知の通り。ところが気になるのは最近の両品種の市況の乖離だ。中国向け輸出の増大で鉄スクラップ市況はここ数年、国内外ともにトン2万円台の大台をいったりきたり。 高水準の市況が続いているのに対し、古紙市況の回復は極めてゆっくり。主要品種の段ボールでみ...
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