2020年8月24日 古紙ジャーナル記事 » 1390号

【洋紙マシンの転抄】
大王製紙がフラッフパルプに転抄
アジア初の試み、事業転換で注目も

フラッフパルプ(大王製紙のプレスリリースより)

 大王製紙が三島工場のN15マシンを転抄し、フラッフパルプを生産する。従来、印刷情報用紙の設備だったが、2022年4月に停機後、改造を施して同年9月からフラッフパルプの生産を開始する。生産能力は現在の月間5000トンから転抄後は50%増の月間7500トンになる。投資額は約60億円を見込む。  フラッフパルプとは、吸湿性や保水性に優れた綿状パルプのことで、高分子吸収剤と混合させて紙おむつや生理用ナ...

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