2012年1月16日 古紙ジャーナル記事 967号

【中部商組新春講演会・姜尚中氏】
「リサイクル業は社会の根幹を支える最も大切な仕事」「不安要素が膨らむ世界情勢、日本はインフレが進む」

中部商組の新春講演会で講演を行う姜尚中氏

1月13日に行われた中部商組の新春講演会で、政治学者の姜尚中(カンサンジュン)氏が「我が家の歴史から見る戦後日本」という演題で講演を行ったので紹介したい。昨年、本紙の正月特別号で姜氏の独占インタビューを掲載したところ、大きな反響を呼んだ。 ご存知の通り、姜氏の実家は熊本市にある古紙問屋の永野商店。自伝的小説「母ーオモニー」では、古紙回収を続けながら必死に生きる両親の奮闘が描かれている。氏は2...

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