の記事一覧

2025年2月24日 企業動向 » 1612号

【丸住製紙】
今年3月末で洋紙生産事業から撤退へ
パルプ生産と家庭紙事業は今後も継続

　丸住製紙㈱（本社・愛媛県四国中央市川之江町826番地）は1919年（大正8年）創業。2019年に創業100周年を迎え、今年は106年目を迎えるが、大きな変革時期を迎えようとしている。同社はこれまで新聞用紙と印刷・情報用 […]

2025年2月24日 市場データ »  1612号

【製紙・古紙需給】
回収量は11年連続減少
段ボール古紙比率が上昇

　2024年の古紙需給に関するデータが発表されたので、製紙と併せて総括したい。古紙回収量はこれで2014年以来、11年連続で減少が続いている。古紙回収率は81.7％と高い数値を記録しており、掘り起こしすれども減少に歯止め […]

2025年2月24日 市場データ 関連業界 »  1612号

【大阪市古紙行政入札】
新聞と衣類が過去最高値
段ボールと雑誌は平穏

　2025年上期の大阪市古紙行政回収の入札結果が開示されたので報告したい。衣類も含めた全体の平均単価はキロ15.7円となり、24年下期の14.5円から1.2円上昇した。しかし24年上期は17.3円で過去最高だったので、そ […]

2025年2月17日 海外動向 輸入規制 »  1611号

【中国】
古紙輸入解禁の噂が駆け巡り意見が二分
輸出供給力が減少、実現すれば大混乱に

　米中貿易戦争の第二章が幕を開けたが、製紙・古紙業界では中国の話題で持ち切りとなっている。それは「中国が古紙輸入を解禁するかどうか」という話である。以前からこのテーマは出ては消えていたが、現在は確率が高まってきているとい […]

2025年2月17日 市場データ 海外動向 »  1611号

【2024年の中国の輸入量】
古紙禁輸以降、初めて古紙パルプ減少
段原紙も減少して国内へのシフト進む

　1面では中国の古紙輸入解禁の可能性という大テーマに触れたが、まずは中国の製紙・古紙の現況を把握したい。2024年の中国の古紙パルプと段原紙輸入量のデータが発表されたので分析する。 　2024年の中国の古紙パルプ輸入量は […]

2025年2月17日 企業動向 »  1611号

【APP】
SBT認証取得、
2033年を目標 バイオマス燃料転換等を加速へ

　APPが環境やサステナビリティの取り組みに力を入れている。かつて違法伐採を指摘された同社も、近年では認証済み原材料の使用を徹底させ、日本のグリーン購入法の指定製品にもなっている。今回はSBT認証を取得し、2033年まで […]

2025年2月17日 企業動向 古紙価格・製品市況 »  1611号

【家庭紙の製品価格】
2022年以降、4回目の値上げ
再生品メーカーも追随

　今春も家庭紙の製品価格が改定される。2022年以降、製品値上げは4回目となる。日本製紙連合会の24年の内需予想で、家庭紙は＋0.8％の予想と唯一の成長品種となっている。 　今回、口火を切ったのが、大王製紙である。改定時 […]

2025年2月17日 インタビュー »  1611号

【新年会語録】

東京都製紙原料協同組合 新年会より   「競争だけでなく協調も必要、 　集直一体を考えなおす一年に」 　「パイがシュリンクして、厳しくなっている。本来、お休み期間にのんびりできるのはいいことですが、仕事も暇にな […]

2025年2月10日 インタビュー 企業動向 関連業界 »  1610号

【こんの】
多角化・福利厚生が人材の求心力に
昨年10月に異業種をグループ化

　㈱こんの（本社：福島市、紺野道昭代表取締役）の「量を追わない経営」がユニークな効用をもたらしている。充実した福利厚生や人事育成プログラムが求心力となって、人材難を乗り越えてきた。飲食店のフランチャイズ経営といった事業の […]

2025年2月10日 インタビュー 企業動向 » 1610号

【有限会社香取感動マネジメント代表 香取 貴信氏】
ディズニーランドで学んだ
「掃除」の本当の意味

　㈱こんの主催の「新春の集い」は、外部の講師を招いて、全社員向けの講演会を開く恒例行事だ。さまざまな業種の体験談や体得してきた人生の哲学は、社員の心に響き、働く意欲に火をつける。今年は、「感動」をキーワードに活動の場を広 […]

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