
▼作家の猪瀬直樹氏が都知事時代に「日本の標準時刻を二時間早め、世界でもっとも早く取引の始まる市場にすれば、競争力が高まる」とやや突飛な提言をしていた。だが米国を訪れると、この時差による業務への影響の大きさを痛感する。米国本土には四つのタイムゾーンがあり、サマータイムは一時間前倒しと、より複雑化する。スマホの自動調整機能が欠かせなない。
▼JPによる米国の紙卸事業は、東海岸のニューヨークにオフィスを置き、古紙事業の本社は西海岸のカリフォルニアにある。三時間の時差があり、西のセイフシュレッドで始業時間のとき、東のオフィスはお昼時に差し掛かる。業務のやり取りをする時間帯は限られ出張などしようものなら、移動時間と時差を合わせ一日がかりというわけだ。
▼中国はあれほど広大だが、標準時間は一つだけ。社会主義国家であることや東側の沿岸部に人口が集中することが主な理由だが、経済的なメリットも大きいだろう。日本は中国よりも一時間早い時間を刻む。古紙貿易に関して需要大国である中国と一時間の時差しかないことは、有利な点の一つであろう。価格交渉をリアルタイムで行えるし、情報のタイムラグもない。もっともクレームを受けやすい難点もあるが。
2026年02月16日
コラム「虎視」
2月8日、第51回衆議院議員総選挙が投開票され、結果的には自民党の歴史的大勝に終わった。この国政選挙の投票用紙[...]
2026年02月09日
コラム「虎視」
紙製容器包装の回収は、容器リサイクル法の制定と同時に始まった。当時から28年が経過したが、紙製容器包装の回収率[...]
2026年02月02日
コラム「虎視」
小学館の文芸誌であるGOATが異例の売れ行きをみせている。文芸誌は、新人作家の発掘や単行本化の動線、文壇での評[...]
2026年02月02日
ちょっとブレイク
うちの娘は2010年の生まれだが、この年から新たにα(アルファ)世代と呼ばれるという。10年はiPadやインス[...]