▼近鉄(近畿日本鉄道)の子会社で近鉄ケーブルネットワーク(KCN)という会社がある。本紙事務所はKCNと契約しており、ネット回線や様々なケーブルテレビの番組を楽しむことができる。近鉄電車を利用するエリア、特に奈良・京都・大阪の住民には馴染みが深いが、関西でも滋賀や兵庫、和歌山は近鉄電車が走っておらず、あまり馴染みがないことだろう。
▼まだ企画段階なのでネタバレになるが、このKCNの番組プロデューサーが近所の友人で、「奈良イチ研究所」という番組を制作している。奈良にある「一番」と名の付く物、日本一の物、唯一の物を「奈良イチ」として取り上げる番組。紙・板紙業界では様々な業界紙があるが、古紙だけに特化した業界紙は本紙だけ。そんな話を飲みながらしていたら、「今度特集したい」という話になった。
▼せっかくなので、一般の視聴者に「古紙リサイクル」の仕組みを知ってもらおうと思い、古紙問屋と製紙メーカーに現地ロケを申し込んだ。また奈良にかなり多い無人回収所も見て回ろうと考えている。今年の本紙主催セミナーのメインテーマは「古紙業界のPR戦略」。本紙のTV番組取材体験も踏まえながら、プロモーションの重要性と戦略を報告したい。
2025年07月14日
コラム「虎視」
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2025年07月07日
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段ボール古紙の調達価格が、段原紙の市況上昇のなか、据え置かれている。段原紙は2017年以降、5回目となる値上げ[...]
2025年06月30日
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2015年に日本マテリオと共催して、古紙ジャーナル韓国ツアーを開催した。
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2025年06月23日
コラム「虎視」
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