
▼再生資源が軒並み価格を下げる中、古紙だけが高止まりしている。十月には、ついに鉄スクラップが古紙より安値を付けた。こうした現象は九十年代前半にも起きたが、古紙輸出が始まってからは初めて。古紙が唯一の稼ぎ頭となれば、他の再生資源業者などが古紙事業に参入する動きも活発化する。古紙の発生そのものが減る中、仕入れ競争はいっそう過熱味を帯びそうだ。
▼行政が実施する競争入札でも、利幅はますます薄くなっている。自治体は収集コストが膨らみ、売却益を出来るだけ最大化させる方向になびく。一方で廃棄物や資源の収集は、民間に比べて効率性の低いケースも散見される。将来的にはコストを抑える流れも避けられないだろう。大阪市では収集運搬を完全民間委託に切り替える方針で、全国的にも広がる余地がある。
▼政令指定都市には、「政府調達に関する協定」という定めがあり、物品やサービスの発注を内外に開かなくてはならない。すでに水処理事業では、フランスの民間企業ヴェオリアが複数の自治体から落札。同社の売上は三兆円という水道メジャーで、廃棄物処理事業にも強い。欧州での古紙扱い量は年間五百二十万トンだ。日本の古紙に参入しうるのは国内異業種だけでない。
2026年09月14日
コラム「虎視」
大阪府紙料協同組合の須田理事長(須田商店社長)から、昨年奈良の吉野で紙漉き体験合宿に行ったという話を聞いた。
[...]
2026年09月07日
ちょっとブレイク
学生時代の友人から「今週末にNHKのど自慢大会の予選に出る」と連絡があったので、予選応援のために大阪に向かった[...]
2026年09月07日
コラム「虎視」
先日、奈良の異業種交流会で講演を行った。独立して事業を行っている経営者やデザイナー、医者や教員、飲食店の店主、[...]
2026年08月31日
コラム「虎視」
徳島県上勝町は03年、町内から出る焼却・埋め立てごみをゼロにするという目標を掲げ、日本で初めてゼロ・ウェイスト[...]