
▼北京オリンピックが終わって中国経済の先行きを危惧する関係者が増えてきているが、我々の業種、古紙についても悲観論、楽観論が交錯する。日本の古紙は中国の輸入増大によって、需給が一変した。昨年は2,248万トンの輸入量に達し、00年の7倍である。成長率はこれから鈍化するだろうけれど、輸入増大の流れは現在も続いており、中国市場の存在感はさらに高まるのでないか。
▼目先のことが見えにくくなったら、中国は長い歴史を持つ国であるということを思い出すことにしている。清末から第二次大戦の動乱、戦後も共産党によるイデオロギー支配体制が続き、およそ200年間、経済成長の蚊帳の外に置かれた。それが90年代に改革・開放経済が始まると、世界を驚かすほどの驚異的発展を遂げる。以来、まだ20年も経っていないことに驚嘆する。
▼2020年から30年にかけて中国経済のGDPは米国を上回るのでないかとみられている。ちなみに紙・板紙の生産高は来年にも米国を上回る見通し。歴史認識でもうひとつ需要なことがある。19世紀は英国、20世紀は米国(アジアでは日本)の時代だったが、21世紀はまちがいなく中国の世紀だ。中国に様々な歪みがあっても世界経済は確実に中国を中心に動く。
2026年04月13日
コラム「虎視」
静脈産業に特化したM&Aやコンサルタントを手掛けるベイニングは、森・濱田松本法律事務所と共著で「循環型社会実現[...]
2026年04月06日
コラム「虎視」
私は1973年(昭和48年)生まれで、いわゆる団塊ジュニア世代。73年と言えば、日本中がオイルショックでパニッ[...]
2026年03月30日
コラム「虎視」
世界広しといえど、古紙の分別回収が浸透している国は、日本と韓国のみである。後進国では、古紙は貴重品なので捨てら[...]
2026年03月30日
ちょっとブレイク
私の小学生時代の将来の夢は、先生・バスの運転手・新聞記者だった。そしてその1つは、父が創業したおかげで、大手新[...]