▼三重古紙センターが運営するポイントカード式のドライブスルー型無人ヤードや、前号で報道した福岡の紙資源の本社ヤード(大型の港湾ヤード)は24時間営業を行っている。従来、古紙のヤード(回収基地)といえば平日以外に土・日曜でも営業しているが、一般車両(家庭や事業所)による古紙の受入は営業時間内に限られた。そうした商慣行が破られつつあるわけだ。
▼ホームページを見ていると、静岡県下では松岡紙業とリサイクルクリーンが24時間受入を実施していた。松岡紙業は「こしのえき24」という名称で市民にアピール。富士市、磐田市、浜松市の4ヵ所にコンテナを設置。新聞、雑誌・雑がみ、段ボール、牛乳パックの4品目を受入。平成13年8月に浜松西営業所で同サービスを始めた。
▼リサイクルクリーンは浜松市に本社を構える、100台以上の廃棄物収集運搬車両を保有する大手廃棄物業者。本社工場と浜松営業所の2ヵ所で24時間受入を行っている。磐田、袋井、岡部などにも工場があるが、前記2ヵ所以外はまだ営業時間内の受入だ。回収品目は段ボール、雑誌、新聞、アルミ缶、スチール缶。専用の資源回収ボックス(コンテナ)が設置されている。24時間受入サービスは全国的に普及・進化する?
2024年09月30日
コラム「虎視」
福田三商はM&Aで大きくなった古紙問屋で、元々は福田紙原料と三商紙業(福田紙原料と鈴六商店の合弁)が合併して6[...]
2024年09月23日
コラム「虎視」
最近の若者の間で「オタク」は憧れの対象なのだという。『映画を早送りで観る人たち』(稲田豊史著)によると、彼らは[...]
2024年09月16日
コラム「虎視」
23年末の日本の新聞発行部数は2859万部となり、全盛期だった97年時の5376万部から47%減少した。世界的[...]
2024年09月09日
コラム「虎視」
脱炭素の対応は競争力には繋がるものの、投資に対する費用対効果がみえにくい。というより、成果を実感することが難し[...]