
古紙輸出に際し、未曾有のコンテナ不足に直面している。商社筋によると、コンテナのブッキングが壊滅的との話であり、11月の輸出は半減するとの見通し、12月に関しては問屋に見積りを提示できない状況にあるという。船会社が古紙のような付加価値の低いコモディティの荷受けを断っており、段原紙といった紙製品や一般貨物まで影響が及ぶ可能性も示唆されている。
▼背景にあるのは、コンテナ需給の逼迫だ。コロナ後の景気回復局面で中国→米国・欧州向けの輸出が徐々に回復。これによりコンテナ需要が急増したものの、船会社はコロナ禍で荷動きが停滞した場面でコンテナの余剰分を整理削減していた。中国が新規コンテナ製造の大半を担うが、それもコロナ禍で一時操業を止めるなどし、急激な需要増に対応しきれていない。
▼9月頃から海上価格(フレート)もじわじわ上昇し、中国南部地域向けは2~3倍、ベトナム向けは4~5倍まで急騰。比較的輸出しやすいのが韓国や中国北部だという。しかし、中国向けは11月中の船積みで全て輸出が止まる。古紙のドル価格はじり高傾向なものの、問屋手取り上昇や成約自体が難しくなっている。こうしたコンテナ不足は、来年の春節明け~4月頃まで続くとの見方も広がっている。
2026年04月13日
コラム「虎視」
静脈産業に特化したM&Aやコンサルタントを手掛けるベイニングは、森・濱田松本法律事務所と共著で「循環型社会実現[...]
2026年04月06日
コラム「虎視」
私は1973年(昭和48年)生まれで、いわゆる団塊ジュニア世代。73年と言えば、日本中がオイルショックでパニッ[...]
2026年03月30日
コラム「虎視」
世界広しといえど、古紙の分別回収が浸透している国は、日本と韓国のみである。後進国では、古紙は貴重品なので捨てら[...]
2026年03月30日
ちょっとブレイク
私の小学生時代の将来の夢は、先生・バスの運転手・新聞記者だった。そしてその1つは、父が創業したおかげで、大手新[...]