【日本ウエスト】
輸出市場からRPF用途に廃プラ還流
処理需要睨み、京都に生産拠点を拡充

日本ウエストの第一工場の外観

 中国の環境規制の強化によって、輸出されていた多くの廃プラが行き場を失った。国内に廃プラが還流したことで、これまで以上に国内資源循環が求められ、政府も今年6月に大阪で催されるG20サミットに合わせて「プラスチック資源循環戦略」を策定する。日本の廃プラリサイクルは熱回収の比率の高さが一つの特徴。そこで有力視されている用途の一つが固形燃料のRPFである。RPFは約7割の廃プラと約3割の古紙を成形して造...

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